あらすじ

子供の頃、高利貸しに盗みを働くことを勧められ、それを断ると高利貸しは金持ちになり、自分は縊り殺されそうになった。
山賊の仲間になるのを断ると、森の中で手篭めにされそうになり、彼らは富栄た。
それがもとで放蕩公爵の手中に陥り、その男に惚れた上、母を毒殺する計画に乗らなかったので百回ムチ打ちされた。
そこから逃れて外科医の家に行くと、誘拐され解剖されそうになった少女を救ったら報復に手足の指を切られ烙印を押されて追い出された。
彼の罪悪は遂行されて、外科医は財をなしたが私はパンを乞う身分に落ちぶれた。
修道院で身を清めようとすれば変態破戒坊主4天皇に誘拐され、処女を奪われ性奴隷になった。
そしてその坊主は位階人臣を極め、私は貧窮のどん底に陥った。
貧しい老婆を助けようとしたら財布を奪われ、殴られている男を介抱したらその男に井戸の車を回す奴隷にされ、鞭で打たれた。
破廉恥な女が悪事に引っ張り込もうとしたので犠牲者の男の財産を守ろうとしたら自分の持ち物を失い、また男は私と結婚しようと言ってくれたのに殺された。
火の中に身を挺して赤の他人の子供を助けようとしたら転んで火の中に子供を投げ入れてしまって逮捕。
そこでかつての破戒坊主に助けをこうたら性奴隷になるなら助けてやるといわれて断ったらあとは処刑を待つばかり。
処刑前日に姉(悪徳の栄え)と再会し、助かったが
自分には不幸しか似合わないとおかしくなり、最期は家の中で雷に打たれて死ぬ。